梅雨の真っ只中、体が何となくだるくなるように、楽器の鳴りも何となく重くなるシーズンです。しかも今までの経験ではコンサート中に舞台の上で弦が切れるという経験も何となく6月7月のこの季節に多いようです。
たいてい曲の盛り上がってきた良いところでバシッ切れるので、一瞬呆然とするものの、とにかく弦を張り替えないといけないので、トボトボと舞台袖に向かいます。
そういう事も想定して弦の入った楽器のケースは控室ではなく舞台袖に置いておくので約2分程度の時間ですが、その間弦を替えながら「落ちつけ!さて、どこから弾き直そうか考えるんだ」と自分に言い聞かせます。
後日、だいぶ経ってからの事、「何弾いてたか覚えてないんだけど、あの、弦の切れたコンサートさ。。。」といって忘れられないコンサートといって下さるのはうれしいようなちょっと複雑な、でも私自身も忘れられないコンサートになっているのでした。
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