チェリスト 小澤洋介 演奏案内

更新日2012年 2月 24日 金曜日


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小澤洋介(セロ弾き)

小澤洋介のコンサート予定

Photo:岡部靖史
 小澤 洋介 (チェロ) Yosuke Ozawa 東京に生れる。トロント大学を経てオーストリア国立ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学卒業。佐藤良雄、H.リチャウワー、V.オルロフに師事。J.シュタルケル、G.マンテル、M.プレスラー、アマデウス弦楽四重奏団他のマスタークラスに参加。卒業後、ザルツブルグ室内オーケストラの首席チェリストを務め、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ウィーン楽友協会、日本公演等、ヨーロッパ各地で演奏。12年にわたる海外生活の後、1992年より日本に居住。ベートーヴェン・チェロソナタ全曲演奏会(1998年ロンドン、1998年、1999年、2007年東京文化会館)、また国際的に評価の高い「サンクト・フローリアン三重奏団」で1993年バンフ国際音楽祭(招聘アーティスト)、1996年ニューヨーク・カーネギーホール演奏会、スイスヴィンタートゥール音楽協会定期演奏会、主宰する「クライネス・コンツェルトハウス」でメキシコ・シナロワ州の招待演奏会その他アフリカ、中国など国際的に活躍。ソリストとしてオーケストラとの共演も多数行なっており、近年では東京室内管弦楽団とドヴォルザークの協奏曲を共演(2016年紀尾井ホール)で好評を博する。また近年では指揮者として、クライネス・コンツェルトハウス管弦楽団をひきいている。その他クライネス・コンツェルトハウス弦楽四重奏団で後期ベートーヴェン&バルトーク及びモーツァルト&ショスタコーヴィチの二つのシリーズの定期公演が進行中。またチェロ一本の独奏による「小澤洋介の世界」も毎年行なっている。小澤洋介の出演するコンサートは「音楽の友コンサート・ベストテン」に多数推挙されている。CD録音、NHKFM出演等多数、新聞雑誌等でも高い評価を受けている。


2010年

2月1日(月)19時開演 東京文化会館小ホール
小澤洋介 & ラファエル・ゲーラ
チェロリサイタル


2009年

5月18日(月)19時開演 東京文化会館小ホール
小澤洋介 & ラファエル・ゲーラ
チェロリサイタル


2008年

5月21日(水)19時開演 東京文化会館小ホール
小澤洋介 & ティム・レーベンスクロフト
チェロリサイタル

リサイタル詳細


2007年

5月28日(月)18:30 東京文化会館小ホール
小澤洋介 & ティム・レーベンスクロフト
リサイタル

ベートーヴェンチェロソナタ全曲

リサイタル資料及びレビュー


2006年
5月30()19:00 東京文化会館小ホール

小澤洋介 & ラファエル・ゲーラ リサイタル


2005年

5月15日(日)14:00 東京文化会館小ホール

小澤洋介 & ラファエル・ゲーラ リサイタル


チェロの講座

チェロの歴史    ワンポイントレッスン   弦の種類


小澤洋介(チェリスト)プロフィール

コンサート用プロフィール

 オーストリア国立ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学卒業。85年より2年間トロント大学においてV.オルロフに師事。'89年より'92年までザルツブルグ室内オーケストラの首席チェリストを務めるかたわら、ソリスト及び室内楽奏者としてアムステルダム・コンセルトヘボウ、ウィーン楽友協会等、ヨーロッパ各地で演奏。12年にわたる海外生活の後、'92年より日本に本拠地を移し、以来ソリストとしてオーケストラとの共演や指揮、チェロ一本の独奏による「小澤洋介の世界」、また国際的に評価の高い「サンクト・フローリアン三重奏団」で'93年バンフ国際音楽祭招聘アーティスト、'96年ニューヨーク・カーネギーホール演奏会、'99年には350年の伝統を誇るスイス・ヴィンタートゥール音楽協会のコンサートに出演等、多彩に国際的に活躍。また室内楽シリーズ「クライネス・コンツェルトハウス」を94年より主宰し、'01年メキシコ・シナロワ州の招待によりメキシコ演奏旅行、また'02年日本R.シュトラウス協会例会に出演、また同年の第12回定期演奏会が「音楽の友コンサート・ベストテン」に推挙される。2007年ティモシー・レーベンスクロフトと共に10年来のベートーヴェンの「チェロ・ソナタ」の全曲演奏会を再び行ない、「これはひとりの演奏家が成し得た”快挙”といっていい」と評される。(音楽の友2007年8月号)
東京室内管弦楽団首席チェロ奏者。


現在の活動

「小澤洋介の世界」/ 無伴奏チェロ
バッハ、コダーイ、ブリテン、レーガー・・・。チェロ1本の世界。
小澤洋介 / フィリップ・ヤング デュオ / チェロ&ピアノ
中国系アメリカ人ピアニスト、フィリップ・ヤング。結成18年なるピアノトリオでつちかったアンサンブル。またヤングの歌曲伴奏は名人芸。。
小澤洋介 / T.レーベンスクロフト デュオ / チェロ&ピアノ
ロンドン在住イギリス人ピアニスト。25年にわたる、息のあったデュオ。最近では2001年、2004年と東京、またロンドンでリサイタルを行う。T.レーベンスクロフトの演奏解釈は見事なものだ。
小澤洋介 / ラファエル・ゲーラ デュオ / チェロ&ピアノ
日本在住のメキシコ人ピアニスト。まれに見る繊細さとその意欲的な好奇心で常に音楽の新しい境地を模索する。異色のピアニスト。
ベートーヴェンチェロソナタ全5曲演奏会

小澤洋介 / T.レーベンスクロフト デュオ / チェロ&ピアノ

全5曲のソナタを一晩で演奏することにより、ベートーヴェンの初期、中期、後期を捉える。演奏時間2時間30分。
イギリス人ピアニストT.レーベンスクロフトとのプロジェクト。昨年よりすでにロンドン及び東京津田ホールにて演奏を行う。
サンクト・フローリアン三重奏団チェリスト /ピアノ三重奏
NYカーネギーホール、スイス・ヴィンタートゥール音楽協会をはじめ世界各国で200回以上の実積の国際的実力派トリオ。
室内楽シリーズ
「クライネス・コンツェルトハウス」を主宰
年に6回の定期演奏会を東京文化会館等で行っている室内楽シリーズ。
『「クライネス・コンツェルトハウス」…小さなコンサートの館。謙遜した名前ながら大きな志を抱いた人たちの集まりなのだと思う。』渡辺和彦 (音楽評論家)

最近の批評から

Concert Reviews 音楽の友2007年8月号<全文> 2007年小澤洋介&ティム・レーベンスクロフト ベートーヴェンチェロソナタ全曲

小澤洋介VC

チェリストにとってベートーヴェンの「チェロ・ソナタ」はバイブル的な存在といえるだろう。それを1回の演奏会で全曲を演奏するというのは、だれしも一度は試みたい企画に違いない。

しかも今回の演奏会では、2004年にベーレンライターから出版された改訂版による全曲演奏という話題性が目を引く。小澤はすでに98年と99年にヘンレ版による全曲演奏も行なっているから、これはひとりの演奏家が成し得た“快挙”といってもいい。

この改訂版では強弱記号の位置やスラーのかかり方、そして拍子記号や音符などが従来の譜面とは異なっているという。小澤はこれらをひとつひとつ検証し譜面から読み取れる作曲者の創意と真意に迫ろうとする。まことに丁寧な解釈だが、表現は流麗。自然に息するように活力と生気に溢れた表現に溢れている。

十年来ベートーヴェンの「チェロ・ソナタ」演奏でコンビを組む、レーベンスクロフトとのアンサンブルはまさに一体化した印象。同作品においてピアノが重要な役割を果たしていること、そしてチェロを際立たせる様々な工夫や仕掛けが、今回の演奏では明快に読み取れる。両者の同作品演奏にかける情熱とその類まれな解釈の精密さ、そして表現の上質さに感銘を受けた。(5月28日・東京文化会館<小>)<齋藤弘美>


室内楽奏者として優れた小澤洋介は素晴らしいしなやかな美しい音色であった。(ランデボーテWT,スイス/99年1月12日)

 この日はべ-トーヴェンのチェロ・ソナタ全5曲を第-番から順に演奏した。ベートーヴェンの全5曲に対する2人の思考が聴き取れる演奏会でありその意味でたいへん興昧深く聴くここができた。小澤とレーベンスクロフトは、呼応を大切にして奏し、この曲らしい実のつまった演奏を生み上げていた。こうして全5曲を追っていこうとした2人の奏者の研究心は、高く評価したいと思う(音楽の友98年12月号)


キャリア

1989年~1992年

ザルツブルク室内オーケストラ首席チェリスト

弦楽合奏にオーボエ、ホルンを加えた室内オーケストラで各々が独奏者として活躍し高い評価を得ているメンバーで構成され、毎年80回以上の演奏会を行い好評を博している。
小澤洋介は1989年より1992年まで約4年間在籍、ソロチェリストを勤めた。ウィーン楽友協会、アムステルダム・コンセルトへボー、内戦下のユーゴスラビア等々で演奏。1991年には来日公演も行った。
1990年より1992年

ザルツブルク・
モーツァルトセレナーデンアンサンブル

オーストリア人グループの唯一の外国人として、様々なモーツァルトの室内楽を年間50回以上の演奏会を行う。
1984年~1986年

ヴィオーリ弦楽四重奏団

モーツァルテウム音大在学中にドイツ人マリールイゼ、アメリカ人インゲローラ、三戸素子と共に結成。毎日集まり練習。アマデウス弦楽四重奏団の講習を受け、ドイツ、イタリア、オランダ等で演奏。いま思えばこれが私のプロへの第一歩だった。

修行時代

1982年~1986年

オーストリア国立モーツァルテウム音楽大学

1982年入学。専攻のチェロをハイディ・リッチャウワー、古典音楽実習をニコラウス・ハーノンクール、和声、対位法、楽曲分析等をクラウス・アーガーのもとで勉強。
1986年第1次過程終了。
1986年~1988年

カナダ・トロント大学音楽学科

専攻のチェロをウラディミール・オルロフ、室内楽をオルフォード弦楽四重奏団に学ぶ。
1988年~1989年

オーストリア国立モーツァルテウム音楽大学

 

1988年復学。1989年ソリスト・ディプロムを取得、卒業。

 卒業試験プログラム:

ピアティ:作品25 7番、11番
バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調
黛敏郎:BUNRAKU
ハイドン:チェロ協奏曲第2番二長調
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲

 卒業リサイタルプログラム:

ベートーヴェン:チェロソナタ第4番
コダーイ:無伴奏チェロソナタ
プフィツナー:チェロソナタ


主な参加マスターコース

ハイディ・リッチャウワー 1982年、83年

オーストリア/ノイベルク

モーツァルテウム音大教授。
オーストリアのド田舎の小さな村で、教授も生徒もチェロもヴィオラもヴァイオリンも一緒くたになって音楽に没頭。オーストリアの文化の原点をここに見た。
ゲルハルト・マンテル 1985年

リヒテンシュタイン
/ファドゥツ

当時フランクフルト音大の教授で、ジュネーブ国際コンクール等の審査員を勤める。チェロの演奏法を物理学で解明した書物をドイツにて2冊出版している。
どんな音楽表現も、偶然ではなく物理的に可能だということを学び有益だった。
アマデウス弦楽四重奏団 1985年

イタリア
/チタ ディ カステロ

暑い夏のイタリアの2週間、毎日毎日アマデウスの誰かがやってきて、3時間みっちりとしごかれた。いかに音楽にエネルギーを吹き込むか、また吹き込まなければならないのかを学ばされた。
ウラディミール・オルロフ 1986年

イタリア/ガルダー湖畔

オデッサ生まれの真の天才チェリスト。数々の国際コンクール1位を総なめにし(ジュネーブ国際コンクール含)オーストリアに亡命後ウィーン国立音大の教授を務め、その後カナダ・トロント大学の教授となる。
何しろ、圧倒的に弾ける人間とはこういうものなのだということを目の当たりにし、その場で弟子入りを決意。
ヤーノシュ・シュタルケル 1987年

カナダ/トロント

カナダの王立音楽院にてシュタルケルがマスターコースをすることになり、学校を代表してブラームスの第2番のレッスンを受ける。
明快なアドバイスで優れた先生であることを実感した。

幼少時代

4才よりピアノとソルフェージュ 全く練習しない悪ガキ時代。何で、ドミソをを「ツェー、エー、ゲー」というのか、全く理解できなかった。ドミソでいいじゃんとおもっていた。
10才より佐藤良雄先生のもとにチェロをはじめる。 カザルスに最初に日本人として師事した情熱あふれる、最高の先生でした。佐藤先生がいなければ今の私はないでしょう。高齢になられてもバッハの練習をしておられたのを思いだします。